投資方針の変更
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
過去の記事で損切りとその原因について書きました。
あの時の損切りを期にあたらめて投資方針を変更しなければいけないと思い、この記事を書くことにしました。
今後も多少は変わるかも知れませんが、コアの部分は今までも今後も変えていかないので下落相場や方針以外の投資で爆益が出ている時もこの記事を見直してブレないようにしていきます。
それでは私の今までの投資方針とこれからの投資方針を書いていきます。
今までの投資方針
- 確定利益を重視(CFDやFXのトラリピ)
- 色んなものに分散して利益を安定させる
- 利益率が高ければなんでも良い
- 含み損も受け入れる
- 自動売買(トラリピ)メイン
- 高配当株、高金利通貨に投資
- 楽天VTIの積立投資(つみたてNISA枠のみ)
- 細かく利確したい
- 暴落時は我慢、あってもつみたてNISAのみ
これからの投資方針
- 米国株インデックスファンドで最低8割を運用(メインで運用)
- 高配当株投資を辞める(NISA枠は特定口座に切り替わる時に売却)
- FXのトラリピは継続(過去20年の最安値、最高値に耐えられる設定が前提条件)
- 株式にフルインベストメント(8割以上)+毎月の積立を行う
- 目先の利益を求めない
- 暴落時は一部追加投資出来るように資金を確保&ルールの徹底
- 含み益を求める
- 余計な分散をしない
この方針にした理由
ひとつずつ理由を付け加えていきます。
- 米国株インデックスファンドで最低8割を運用
過去の記録から平均年利5〜10%の利益が見込め、暴落をしても数年で持ち直して来た。
他のアセットに比べても長期的(20年以上)には圧倒的にプラスの収益を得られる為
投資に関して学んだことや考えたことを色々書いてきましたが、結局伝えたいことはこの一枚の図に全て書かれているんですよね。
— ニューロンズ💰理系の錬金術師 (@Singularitalian) 2019年8月29日
私はこれ以上に重要な図を他に知りません。「この世のすべて」とまでは言いませんが「株式投資のすべて」が記された、宝の地図だと思ってます。 pic.twitter.com/yLlJO26Gj3
ただし5年間は含み損が出ることを受け入れる
- 高配当株投資を辞める
配当金も値上がり益も実質的には株式からの利益なので分けて考える必要がない。
配当金=自動利益確定により税金分の複利効果が減る。
そもそも今は投資利益を生活費に使用していない為、どちらでも良い。定率または定額の取り崩しをすれば良いだけ
高配当株でも下落が強いとは限らない。もし下落幅がVTIやS&P500と同等でも上昇率が劣る為、トータルリターンが減る。
配当金と同等額を取り崩す場合、切り崩しでは元本が含まれている為、税金の支払い額が減る、支払い割合が減る。
下落時に配当があるから感情的に耐えられる→暴落後に今までと同等の配当金をもらう場合は取り崩し率(配当利回り)が高くなる為、上昇時の元本が減る。それでも良いのならインデックスで高配当株と同じ割合で資産を取り崩せば良い。
- FXのトラリピは継続 ※今後辞める可能性有り
過去20年の最安値、最高値をロスカットレートにしているかつ、4通貨ペアに分散しているのでロスカットの可能性は極めて低い
ボラティリティが低い→株式での利益、ボラティリティが高い→FXトラリピでの利益が増える為、利益のタイミングをずらせる。
含み損が増えるのは嫌いなので自分の方針とは合わない
手数料が高いので合理的では無い。
利益幅や注文幅などの設定を組むのが難しい
- 株式にフルインベストメント+毎月積立
インフレを1%として考慮しても控えめに言って株式の期待値は長期的には106%ほど。現金は99%になる。差が7%あり長期で見るとバカにならない。
生活費+急な出費用の生活防衛資金は現金で、それ以外は株式で持つことがもっとも合理的。
高値更新後にキャッシュポジションを増やしていってもそのまま更に高値更新して機会損失になる可能性がある。
暴落はどこが底かわからずビビって追加投資出来なかったり、暴落の初動で資金を使い切る可能性がある。
また、少しずつ追加するにしてもすぐに上昇相場に変わった場合は機会損失になる。
毎月の収入を足さなければ株式比率が低くなる為、将来の期待値が低くなる。
毎月一定額を積み立てることで残りの金額で生活をする必要になるので慎ましい生活が身に付く。
上昇、下落どんな状況でも追加投資出来るのでリターンが安定しやすい。
- 目先の利益を求めない
現在は資産を増やすフェーズで利益確定をしても再投資している。再投資するのなら含み益でも確定利益でも同じ。むしろ含み益の方が税金分お得。
1000円を100回でも10万円を1回でも利益は同じ。
リスクを負って細かい利益を数多く得るよりもリスクを減らして時間をかけて1回を大きくした方が簡単。
利益確定後すぐに再投資しない場合は機会損失になる。また利益確定後すぐに再投資するのならホールドと同じ。
現在価値は直感では間違えやすいのでしっかり計算して数値で判断する。
- 暴落時は一部追加投資出来るように資金を確保&ルールの徹底
シグナルを見て安値圏でレバレッジETFを使うので株式100%より期待値が高い可能性がある。
暴落のみに仕込むので感情面でも暴落が楽しみになる、怖さが減ると考える。
1回で全額投資しないルールなので暴落の初動で資金を使い切る可能性が低い。
ルールを厳守すれば安く買って高く売るを体現できる可能性が高い。
- 含み益を求める
含み益が多いと元本割れがしにくいので暴落でも狼狽売りしにくい。
損してもちょっとずつお金が入ってくる(配当金)よりも下がってもまだ損していないの方が心理的には楽。
含み益が減るのも含み損が増えるのも意味合いは同じなので考え方は全く合理的では無い。
- 余計な分散はしない
相関性の高いもの同士で分散しても損失が拡大するだけ(例高金利通貨+株式)
期待値がわからない、確定損失が出る可能性がある投資をするくらいなら株式1本に絞った方が合理的。
変わった投資、マイナーな投資が利益が出るとは限らない。むやみやたらに手を出すくらいなら長期的な期待値がわかっている株式に投資する方が良い。
まとめ
今後投資するのはこの4つになります。
4つも分散しているじゃ無いかと思いますが、1、2、4は米国株インデックスファンドに連動、似たような動きをする為、実質2つになりました。
今までは収入源をとにかく増やそうと分散しまくってましたが、利益が出なければそもそも意味がありません。
米国株インデックスファンドだけでも十分分散しているので、これを軸に投資を進めていこうと思います。
では最後にマーク・トウェインの著書の言葉を添えて終わります。
『「卵は1つのカゴに盛るな」と愚かな者は言う。賢者は言う、「卵は1つのカゴに盛り、そのカゴをよくよく見守れ」と』