高配当株の不合理性を数字で考える
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
私は今回のコロナショックにより約200万円の確定損失を出し、投資方針を変更しなければいけないなと思いました。
色々試していた時期もあり、高配当株を持っていますが、基本は高配当<インデックスの考え方をしてきました。
なんとなくの雰囲気だけでは高配当に目移りしたり、やっぱりインデックスが良いなと思ったり軸がぶれてしまいます。
また、現在の下落相場で高配当株の確定利益に魅力を感じる方が出てくると思います。
しかし、過去の実績を見てもインデックス>高配当で間違いはありません。
そこで今回は今後、私も皆さんも非合理的な行動によって損しないために数字を使って高配当株の不合理性を証明していきます。
反論や肯定の意見があればどんどんコメントください。
キャピタル>インカム
長期的見るとキャピタル>インカムになるのは確実です。
VTI(2020/4/15)の5年リターンと直近配当利回りを見てみると
トータルリターンが6.87%、配当利回りが1.77%となりキャピタルの方が大きくなります。
株式の累積リターンの97%は配当再投資が生み出してきた。キャピタルゲインが生み出した部分は3%に過ぎない。と書かれています。
その考え方が間違っていることをニューロンズさんのブログに記載されているので紹介させて頂きます。
この理由はキャピタルゲインについてはインフレ率を加味して実質リターンで記載しているのに対し、インカムゲインに対しては名目リターンで記載するという数字のからくりによるものでした。
キャピタルゲインは(短期的には)確実性は無いけれどリターンが大きい、配当金は短期的にも長期的にも確実に利益は出るが、リターンは小さいと考えられます。
そのため、長期で投資利益を増やすにはキャピタルゲインを多く得られるインデックスの方が優位だと考えられます。
切り崩しの優位点
切り崩しよりも配当金の方が自動で利益を得られるので心理的負担が少なく感じると思います。
しかし株式投資の利益がどのようなものか簡単に理解するだけでどちらも同義だということに気付くことができます。
そもそも株式投資で利益が出る仕組みは株式会社が利益を出したことによる価値の上昇によるものです。(将来への希望など他にもありますが割愛します。)
その利益の還元方法が自社株買い(株価の上昇)だったり配当金であるのです。
つまりは株式会社の収益が同じであれば切り崩し(売却)でも配当金でも利益金額は同じだということです。
しかし税金の点を考えると切り崩しの方が手残りが多くなります。
なぜなら切り崩しには元本が一部含まれていて、配当金には元本が含まれていないからです。
簡単にわかるように表にして見ましょう。
この場合は時価総額+確定利益が同じなのでどちらも優位性はありません。
しかしここから利益に対する税金を取り除くと
配当金の場合は2500円全てが利益になるので、手残りは
2500×0.79685=1992円になります。
切り崩しの場合は2520円のうち2400円が元本なので手残りは
2520-(2520-2400)×0.79685=2424円になります。
これだと切り崩しが有利なので株価が2倍になっている場合の計算をしてみます。
(現在の株価が105、取得単価が50とします。)
すると切り崩しの元本の金額は105-(105-50)×24=1200円
切り崩し額の2520円から元本の1200円を引いてそこから税金を引くと
2520-(2520-1200)×0.79685=2251円になります。
含み益がどんなに増えても切り崩し(売却)には必ず一部元本が含まれています。
そのため、100%利益の配当金に比べて手残りが多くなるのです。
つまり感情面を重視しないようにするだけで同じ利益でもて残りが多くなります。
今なら投資信託の定期売却制度も出来ましたし、配当金の優位性は低くなっています。
下落時の考え方
「下落時に売ると損する!!」
値上がり益を狙った投資では買値とより売値が安いと損します。
しかし「配当金投資なら大丈夫!!」と考える人がいるのはおかしいと考えています。
なぜ下落時にインデックス売却はダメで配当金は良いのでしょうか。
この直感が間違っていることを証明してきましょう。
配当金は企業が得た利益を一部を還元するので、損ではありません。
しかし出た利益を配当金で出すか株価に反映されるかの違いでしか無いのです。
それだけだとどちらも優位性がありません。
しかし考え方によっては下落時の配当金がデメリットに思えてしまうのです。
私の考え方は下落時の配当金は税金のかかる損切りのようなものだと思っています。
その配当金が無ければ株価が上昇時の元本の一部になり、値上がり益を享受しやすくなります。
配当金再投資すれば良いという意見もありますが、税金分、複利効果が減ってしまいます。
「配当金は再投資しない」「副収入が欲しい」と考えるのならインデックスを売却する方が税金も掛かりません。(利益が出ていないから)
損するのが嫌なら売却をしなければ良いだけで自動利益確定(損切り)の配当金をもらう理由はありません。
また、高配当株投資家は下落時の配当利回りが高くなったタイミングで追加投資します。
下落時に配当金を再投資するのなら不況時に副収入が欲しいという理由にはなりませんし、わざわざ税金を払ってから再投資する必要は無いはずです。
配当金投資におすすめの人は配当金は全部使う且つ売却作業が手間だと考える人だけです。(年1回インデックスを売却するだけなのでそこまで負担は無いはずですが、、)
それ以外の人はインデックス投資をする方が賢明です。
増配と減配
配当金投資は増配があるから20年後、30年後の配当利回りは10%を超えることもあるという意見もあります。
それは素晴らしいことですが、インデックス投資でも同じことが言えます。
なぜなら時価総額が増えたら定率切り崩しの金額も増えていくからです。
わかりやすいように式で表します。
時価総額10000円 定率切り崩し4% 株価上昇は年7%と仮定
1年目 10000×0.04=400円
2年目 10300(7%上昇-切り崩し4%=3%)×0.04=412円
この場合は年平均3%の増配と同じになります。
高配当株は10%以上増配する年もあるという意見に対しても反論は出来ます。
そもそも高配当個別株と市場平均を比較している時点でおかしな話です。
個別株同士だとどちらの方が優位かわかりやすくなります。
例えば2019年のAPPLEで考えたいと思います。
APPLEの2019年の株価上昇率は88%でした。
これを切り崩しで考えると増配率はこのようになります。
(株価はわかりやすいように10000で計算しています。)
10000×0.04=400
10000×上昇率88%-切り崩し4%=18400
18400×0.04=736
と84%の増配と同義になります。
減配に対しては時価総額が減ると減配と同義になります。
そこは高配当株が有利だと考えられますが、下落時にあまり切り崩さないことで上昇時の値上がり益も享受出来ますし、将来の元本も維持しやすくなります。
また下落時の高配当化は見方を変えればより多く切り崩しているのと同義です。
上昇時は少なく、下落時は多く切り崩す(配当をもらう)合理性は皆無なのでその点を自分で調整できるのも切り崩しのメリットになると思います。
しかもインデックスも高配当化しますからね。
高配当株よりも分散が効いていて、長期の平均増配率が3%、利回りを自分でコントロール出来ると考えればインデックス投資が万人に最適解だと言えると思います。
その他
他にも色々な意見があると思いますが、その意見について考えていきます。
高配当株投資は市場平均を超える
高配当株投資はインデックス投資のリターンを超える可能性があります。
そのカラクリは簡単で上昇時の配当金を再投資せずキャッシュで持っておき、下落時に再投資することで割安なタイミングで投資出来、結果的に市場平均を超えることが出来たということになります。
しかしその点と、インデックス投資の積立投資を比べるのはおかしくてインデックス投資でもタイミングを見て追加投資すれば同じ指数に投資していたとしても市場平均を超えられます。
そもそもの前提条件も違いますし、割安タイミングがわからないからインデックス投資をしているはずです。
高配当株投資をしたら割安タイミングがわかるというそんな都合のいい話はありません。
同じ前提条件ならばインデックス投資の方が優位なので高配当株投資に浮気する必要はありません。
倹約家こそインデックス
倹約して高配当株を購入し、年間配当受け取り金を増やして働く時間を減らしていく。
素晴らしい考え方です。
しかしそれは高配当株である必要はあるのでしょうか。
感情面で見ているだけでインデックス切り崩しとやっていることは同じです。
目標に早く到達するためにも税の繰り延べができるインデックス投資の方が優位です。
また、倹約家の人は言葉の通り支出が少ないです。
支出が少ない(今の労働所得で生活出来る)のに余分な課税所得を増やす理由はありません。
それならば資産の最大化を目指し、4%ルールで生活出来るようになったらFIREをすれば良いと思います。
インデックス投資のKPI
高配当株投資では年間配当金や累計配当金をKPI(目標を達成する為の過程)としており、これは減りようが無いのでモチベーション維持には最適です。
しかしインデックス投資は無配なので時価総額ぐらいしか指標はありません。
時価総額で目標達成率を見ると暴落時に目標達成率が一気に下がり投資を辞めてしまう可能性が出来てます。
そこでKPIにしてほしいのは積立元本です。
皮算用ですが年利◯%で月額◯万円積み立てれば◯◯歳で達成できると計算できます。
自分でコントロール出来るのは積立元本のみです。
目標達成のために自分が出来ることのみに集中することで将来的に目標に達成することが出来ます。
時価総額が増えなくてもキャッシュフローが増えれば良い
高配当株投資をしていて配当金さえ多ければ時価総額は増えてなくても良いという意見もあります。
そこでも高配当株投資である理由にはならないのです。
長期的に元本割れを起こしても良いのなら4%ルールの割合を5%、6%と増やしていけばキャッシュフローは増えます。
極論を言えば高金利通貨にレバレッジ1.5〜2倍程度で投資すれば年利10%程度のスワップポイントは貰えます。
高金利通貨は元本割れするから高配当株投資をしているのならば、時価総額を気にして投資をしているのと同じです。
結局、時価総額を気にして投資をするのなら期待値の一番高いインデックス投資をすれば良いだけだと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
自分自身で投資方針が変わらないように具体例を交えてインデックス投資の優位性を書いてみました。
これは間違っている!、その考え方はおかしい!など色々な意見をもらえると嬉しいです。
投資方針の変更
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
過去の記事で損切りとその原因について書きました。
あの時の損切りを期にあたらめて投資方針を変更しなければいけないと思い、この記事を書くことにしました。
今後も多少は変わるかも知れませんが、コアの部分は今までも今後も変えていかないので下落相場や方針以外の投資で爆益が出ている時もこの記事を見直してブレないようにしていきます。
それでは私の今までの投資方針とこれからの投資方針を書いていきます。
今までの投資方針
- 確定利益を重視(CFDやFXのトラリピ)
- 色んなものに分散して利益を安定させる
- 利益率が高ければなんでも良い
- 含み損も受け入れる
- 自動売買(トラリピ)メイン
- 高配当株、高金利通貨に投資
- 楽天VTIの積立投資(つみたてNISA枠のみ)
- 細かく利確したい
- 暴落時は我慢、あってもつみたてNISAのみ
これからの投資方針
- 米国株インデックスファンドで最低8割を運用(メインで運用)
- 高配当株投資を辞める(NISA枠は特定口座に切り替わる時に売却)
- FXのトラリピは継続(過去20年の最安値、最高値に耐えられる設定が前提条件)
- 株式にフルインベストメント(8割以上)+毎月の積立を行う
- 目先の利益を求めない
- 暴落時は一部追加投資出来るように資金を確保&ルールの徹底
- 含み益を求める
- 余計な分散をしない
この方針にした理由
ひとつずつ理由を付け加えていきます。
- 米国株インデックスファンドで最低8割を運用
過去の記録から平均年利5〜10%の利益が見込め、暴落をしても数年で持ち直して来た。
他のアセットに比べても長期的(20年以上)には圧倒的にプラスの収益を得られる為
投資に関して学んだことや考えたことを色々書いてきましたが、結局伝えたいことはこの一枚の図に全て書かれているんですよね。
— ニューロンズ💰理系の錬金術師 (@Singularitalian) 2019年8月29日
私はこれ以上に重要な図を他に知りません。「この世のすべて」とまでは言いませんが「株式投資のすべて」が記された、宝の地図だと思ってます。 pic.twitter.com/yLlJO26Gj3
ただし5年間は含み損が出ることを受け入れる
- 高配当株投資を辞める
配当金も値上がり益も実質的には株式からの利益なので分けて考える必要がない。
配当金=自動利益確定により税金分の複利効果が減る。
そもそも今は投資利益を生活費に使用していない為、どちらでも良い。定率または定額の取り崩しをすれば良いだけ
高配当株でも下落が強いとは限らない。もし下落幅がVTIやS&P500と同等でも上昇率が劣る為、トータルリターンが減る。
配当金と同等額を取り崩す場合、切り崩しでは元本が含まれている為、税金の支払い額が減る、支払い割合が減る。
下落時に配当があるから感情的に耐えられる→暴落後に今までと同等の配当金をもらう場合は取り崩し率(配当利回り)が高くなる為、上昇時の元本が減る。それでも良いのならインデックスで高配当株と同じ割合で資産を取り崩せば良い。
- FXのトラリピは継続 ※今後辞める可能性有り
過去20年の最安値、最高値をロスカットレートにしているかつ、4通貨ペアに分散しているのでロスカットの可能性は極めて低い
ボラティリティが低い→株式での利益、ボラティリティが高い→FXトラリピでの利益が増える為、利益のタイミングをずらせる。
含み損が増えるのは嫌いなので自分の方針とは合わない
手数料が高いので合理的では無い。
利益幅や注文幅などの設定を組むのが難しい
- 株式にフルインベストメント+毎月積立
インフレを1%として考慮しても控えめに言って株式の期待値は長期的には106%ほど。現金は99%になる。差が7%あり長期で見るとバカにならない。
生活費+急な出費用の生活防衛資金は現金で、それ以外は株式で持つことがもっとも合理的。
高値更新後にキャッシュポジションを増やしていってもそのまま更に高値更新して機会損失になる可能性がある。
暴落はどこが底かわからずビビって追加投資出来なかったり、暴落の初動で資金を使い切る可能性がある。
また、少しずつ追加するにしてもすぐに上昇相場に変わった場合は機会損失になる。
毎月の収入を足さなければ株式比率が低くなる為、将来の期待値が低くなる。
毎月一定額を積み立てることで残りの金額で生活をする必要になるので慎ましい生活が身に付く。
上昇、下落どんな状況でも追加投資出来るのでリターンが安定しやすい。
- 目先の利益を求めない
現在は資産を増やすフェーズで利益確定をしても再投資している。再投資するのなら含み益でも確定利益でも同じ。むしろ含み益の方が税金分お得。
1000円を100回でも10万円を1回でも利益は同じ。
リスクを負って細かい利益を数多く得るよりもリスクを減らして時間をかけて1回を大きくした方が簡単。
利益確定後すぐに再投資しない場合は機会損失になる。また利益確定後すぐに再投資するのならホールドと同じ。
現在価値は直感では間違えやすいのでしっかり計算して数値で判断する。
- 暴落時は一部追加投資出来るように資金を確保&ルールの徹底
シグナルを見て安値圏でレバレッジETFを使うので株式100%より期待値が高い可能性がある。
暴落のみに仕込むので感情面でも暴落が楽しみになる、怖さが減ると考える。
1回で全額投資しないルールなので暴落の初動で資金を使い切る可能性が低い。
ルールを厳守すれば安く買って高く売るを体現できる可能性が高い。
- 含み益を求める
含み益が多いと元本割れがしにくいので暴落でも狼狽売りしにくい。
損してもちょっとずつお金が入ってくる(配当金)よりも下がってもまだ損していないの方が心理的には楽。
含み益が減るのも含み損が増えるのも意味合いは同じなので考え方は全く合理的では無い。
- 余計な分散はしない
相関性の高いもの同士で分散しても損失が拡大するだけ(例高金利通貨+株式)
期待値がわからない、確定損失が出る可能性がある投資をするくらいなら株式1本に絞った方が合理的。
変わった投資、マイナーな投資が利益が出るとは限らない。むやみやたらに手を出すくらいなら長期的な期待値がわかっている株式に投資する方が良い。
まとめ
今後投資するのはこの4つになります。
4つも分散しているじゃ無いかと思いますが、1、2、4は米国株インデックスファンドに連動、似たような動きをする為、実質2つになりました。
今までは収入源をとにかく増やそうと分散しまくってましたが、利益が出なければそもそも意味がありません。
米国株インデックスファンドだけでも十分分散しているので、これを軸に投資を進めていこうと思います。
では最後にマーク・トウェインの著書の言葉を添えて終わります。
『「卵は1つのカゴに盛るな」と愚かな者は言う。賢者は言う、「卵は1つのカゴに盛り、そのカゴをよくよく見守れ」と』
止むを得ず損切り、何が悪かったか
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
コロナウイルスの感染拡大や原油価格の暴落などで、今回約100万円の損切りを実行しました。
日経225のトラリピとあやたか式米国VI短期手法を同時並行し、含み損が増え、共にロスカットレート付近に来た為、止むを得ず日経225の損切りを実行したということです。
もしロスカットせずにそのまま持ち続けていた場合、日経225、米国VI共にロスカットになり、約200万円の損失になったと考えると、まだマシだったのかなと思います。
依然、評価損が多くありますが、リーマンショックを超えない限りロスカットされる事がないようにレートを変更したので、仕事中や起きた後にハラハラする事が減り、日常生活の影響が減ってよかったと思っています。
※追記 米国VIが急上昇し強制ロスカットされ、合計損失額は約200万円になりました。
高い勉強代となりましたが、自分のリスク管理の甘さが出た形になります。
これが資産形成期の終盤では無くて良かったとポジティブに考えたいと思います。
では今回の教訓を得てどのようにしていけば良いか、また何が悪かったか考えていきます。
過去にも同じ経験を、、
実は過去に米国VIブルETFで強制ロスカットされた経験があります。
2018年10月の米中貿易摩擦によるVIX指数の上昇で10万円の損失を出しています。
その時の原因は資金管理の概念がなかった事です。
「これだけ買えば(売れば)このぐらい儲けられるな」としか考えてなく、自分が思っている以上にハイレバレッジで取引していたことになります。
その時と同じ失敗をしないように資金管理について学んでから再チャレンジしましたが、今回も強制ロスカットではないですが、損失を出してしまいました。
でも、2回目だからまだよしとしましょう。笑
3回目が無ければ良い経験となって後々に役に立つと思ってポジティブにいきます。
原因
結局どの証拠金取引にも言えることなのですが、資金管理さえできていればどんな事をしても致命傷は防げます。
ただし今回の私の失敗は前提条件に対して中途半端な行動をしていたのが原因です。
方針がブレブレのまま投資(投機)を行なっていた為、含み損が大きくなった際に狼狽売りをしてしまいました。
結局は資金管理さえ出来ていれば損失の確定をさせずに戻るまで耐えられた可能性があります。
ロスカットレートも直近最安値(2018年12月)の19000円にしていたので急落相場には耐えられませんでした。
他にも高値を追い続けていた(最大ポジション24000円)のも原因だと考えています。
最悪の状況を考えず、目先の利益を追求していた為、今までの利益を食いつぶしてマイナスになった原因になります。
GMOクリック証券の仕様
GMOクリック証券のCFD口座は他社と比べて少し変わっています。
それは含み損も任意証拠金として拘束されてしまう事です。
ポジションを持った際に拘束される証拠金は決まっていますが、そこから含み損が増えていくと含み損の分も証拠金として拘束されるので、資金効率が悪くなってしまいます。
また、ロスカットレートに近づいてきたらレートを下げよう(売りなら上げる)とするのにその時に証拠金が減っているのでロスカットレートを思っているより下げられなくなります。
この仕様はナンピンを繰り返して顧客が損失を出し過ぎないようにする為だと思っていますが、非常に使いずらいです。
その為、GMOクリック証券はトラリピ運用に対しては向いていないと結論が出ました。
ましてや日経225の買い下がり、米国VIの売り上がりを併用していたのでより一層含み損の増加が早かったのです。(共に相関性が高いから)
もしGMOクリック証券でトラリピ運用をしようと思っている人は、1つだけトラリピ運用をする、または相関性の低いもの同士でトラリピ運用をしてみてください。
まとめ
今回、損切りを実行して感じた事を書きました。
本質的にはリスクとリターンの考え方が悪かったのが1番の原因だと考えています。
日経平均株価は日銀の買い支えもあるし19000円を割らないだろうという軽い考え方が今回の損失につながったのだと思います。
高リスクな株式にさらにレバレッジをかけていた為、私は損失が許容出来ませんでした。
どんな手法でも最悪の結果を考えた上で投資をしていきたいですね。
最後に
この損失を出す前から思っていた投資の方針が今回でより強固となったので、次回の記事では今後の私の投資方針について書きたいと思います。
Twitterでフルインベストメントの方針のブロガーが狼狽売りしているのを見ました。
そうなる理由はなぜその方針にしたのか自分で理解できていないからだと思っています。
自分の方針がなぜそうなったか、悪い状態になったらどうするかなど言語化していきたいと思います。
「○○します」だけでは弱いので「○○する理由は××いう為です」と自分も他者にも納得出来るようにしないとまた方針がブレて損失を出してしまう可能性があります。
投資でも日常生活でも理論や考え方を理解することでより深く物事に取り組めたり、失敗しなくなると思います。
皆さんはあまり損失を出していないと思いますが、理論と資金管理で投資を成功させていきましょう。
ポイント投資、おつり投資は無意味ではない!
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
投資は入金力が必要だと言われています。
ポイント投資やおつり投資ではどうしても入金額が小さいので、投資でのメリットが享受できません。
ですが、ポイント投資やおつり投資などの少額投資は無意味だとは思わないので、その理由について解説していきます。
少額投資
ポイント投資やおつり投資は少額投資の一種になります。
少ない資本で投資が出来るので、手軽に出来ることがメリットになります。
特にポイント投資になると実際に自分自身のお金は使っていないので、(現金では)損しないというメリットがあります。
何故無意味では無いのか
少額投資は意味がなさそうで実は意味があります。
その理由は2つあります。
- 投資を始めるきっかけになる
投資を始められない理由として一番多いのが、損したくないという事です。
また、投資は勉強でも理解できますが、実際にしてみないとわからないこともたくさんあります。
ポイント投資やおつり投資は元々無いようなものを投資に回しているので、損した気分になりにくいです。
ポイント分やおつりの数円だけなら大丈夫かなと思い、そこから本格的に投資に取り組むことが出来ます。
- 投資でお金が増えることを知ることが出来る
投資をしたことが無いと「本当に増えるの?」と思いがちです。
投資は少額でも大きな金額でも同じ商品を買っていたら増加率、下落率は同じです。
金額的には数円でもお金を働かせる事を知っているか知らないかで後々大きな違いになってきます。
1日でも早く投資を始めるためにも、少額投資で利益が出ることを知る必要があります。
- リスク許容度を高められる
少額投資だと大きな下落があっても金額的には大したことありません。
100円のものが50%下がっても50円の損失です。
缶ジュース1本よりも少ない損失になります。
少額投資だと金額の変動が少ないので心理的に安心して投資に取り組むことが出来ます。
リスクに慣れる為にも少額から徐々に投資金額を増やしていくことが重要になります。
この段階を飛ばして大きな金額を投資に回すとちょっとした下落で損失を確定してしまい、投資が継続できなくなってしまいます。
メインにはならない
上記の理由から不労所得を得るためのメインにならないことがわかると思います。
あくまで少額投資は初期段階だということを忘れないで下さい。
たとえ株価が10%上がっても100円だと10円しか儲かりません。
逆に100万円持っていた人は10万円の儲けになります。
そのため少額投資から本格的に投資に取り組むには入金額を増やす必要があります。
投資に慣れたら毎月の貯金の10%だけ投資に回すようにしても良いですし、サラリーマンの方なら毎年のベースアップや昇給の分を投資に回すのでも構いません。
投資開始の最初の段階で多く入金するとその分が長い時間働いてくれるので、将来大きなお金として返ってきます。
結局は元本が物を言うので投資に慣れたら投資額を増やしていく必要がありますね。
小遣い程度で考えれば良い
私は少額投資は小遣い程度で考えたら良いかなと思います。
小銭貯金をしたことがある人はわかると思いますが、チリツモでいつの間にか数千円、数万円が貯まったという状態になります。
生活の足しにするには足りない金額ですが、小遣いのあまりを貯金するだけなら、そのあまりを投資に回して数年後、貯金より少し増えた資金で楽しむ方が良いと思います。
ポイント投資、おつり投資からのステップアップ
ポイント投資やおつり投資以外の少額投資として100円投資があります。
これは100円から投資信託を購入する投資方法になります。
最初は100円でも良いので自分のお金で実際に運用することが大切になります。
ポイントなどの実質無料のものでは損した時に自分のことのように思わない化膿性があるので、自分のお金で運用して利益や損失を経験していきましょう。
そこで損失に慣れてきたら徐々に投資金額を増やして着実に利益を増やしていきましょう。
私は楽天証券で毎日100円投資をしています。
1ヶ月あたり約5000円ほどかかりますが、その分楽天ポイントが120ポイント以上獲得できるので、おすすめです。
120ポイントは確定利益なので、edyに変えてコンビニで使ったり、ポイント投資で投資信託を買って利益をさらに増やしたりなど色々な選択肢があります。
自分の好みに合わせてこの楽天ポイントを活用してみてください。
まとめ
ポイント投資やおつり投資の最大のメリットは投資に関して知ることが出来る点です。
何事も知らないと選択肢にありませんし、知らないことで損することがたくさんあります。
少額投資で投資のことを知って、経験し入金額を増やして行きましょう。
そして資産を増加させて不労所得を増やし、生活が楽になる、仕事に縛られない生活を目指していきましょう。
筋トレを続ける理由
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
私は一時休止していた時期もありますが、約8年以上筋トレを継続しています。
週6筋トレをしていることを同僚に言うと何のためにしているの?とよく聞かれます。
また、筋トレを続けようと思っている人も目的がわかっていなかったら出来ないと思います。
今回は私が筋トレを続けている理由について解説していきます。
筋トレを辞めようかなと思っている人、逆に始めようと言う人の動機づけになればいいなと思っています。
筋トレを始めたきっかけと今までの経歴
私は小学生の頃から高校生の途中まで空手をしていました。(伝統空手です。)
空手の練習では、基本から型、組手などをしていましたが、冬になると体力強化のためにトレーニングを重点的に行っていました。
小さいながらもこういったトレーニングの中で体が強くなることは実感できていました。
少しずつながらでも成長していくこと、そもそもトレーニングが嫌いで無かったこともあり、自宅でも筋トレをしようと行動しました。
中学生の時は部活でも筋トレをしていましたし、引退後も自宅で腕立て伏せやスクワットなどをしていました。
当時はかなり太っていたので、(最大で夏休みで10kg太りました。。。)自重トレーニングだけでもそれなりの負荷になっていたと思います。
高校生になると高校にあるウエイト器具を使っての筋トレをするようになりました。
部活でも週3回ウエイトトレーニングの日があったので、トレーニングに励んでいました。
高校2年生の冬にはベンチプレスが100kgを1回出来るようにはなりました。
高校3年になるとスクワットを重点的にしました。
トレーニングをしている方はわかりますが、スクワットはとてもキツいトレーニングです。
フルスクワットを150kgのバーベルを持って行っているうちに「なんでこんなキツいトレーニングをしているのか」と思い、それ以降は引退するまで8割ぐらいの筋トレを続けていました。
引退後も少しだけウエイトトレーニングをしてから帰るということをしていましたが、体を動かす程度のトレーニングしかしていませんでした。
社会人になってからは2年目の途中までは筋トレをしていませんでしたが、ある日、痩せそうかなと思い、ダイエットを始めました。
その結果3ヶ月で10kg以上の減量に成功しました。
ダイエット中に筋肉を落とさない為に続けていた筋トレが今でも続いている形になります。
筋トレを続ける理由
まえがきが長くなりましたのでここで本題に入ります。
私が筋トレを続ける理由は3つあります。
そこまで特別なことではありませんので、がっかりするかもしれません。
ストレス解消のため
社会人になって学生の時にはなかったストレスが多くありました。
上司や先輩の理不尽な発言、すぐに暴力を振る、そもそもその人の存在自体がストレスになるなどがありました。
ストレスの解消には寝る、運動する、食べるなどがあります。
寝ることによるストレス解消もあまりにストレスが溜まりすぎていたら、寝られません。
その当時はダイエットも継続中だったので、結果的に「運動をする」ということに絞られていました。
元々バスケをしていたのですが、残業続きや交代勤務のために時間の都合が合わないので、自宅でも出来る筋トレが候補に残りました。
筋トレ(運動)をすることで頭や心のモヤモヤが解消されますし、体が程よく疲れてよく眠れるようになります。
私が週6で筋トレを、そして継続する理由は仕事やプライベートでのストレスをほぼ毎日、発散するために行っていることもあります。
ストレスは発散しないといずれ爆発してしまいます。
ストレスが溜まりすぎて爆発しないように、筋トレをしてみてはどうでしょうか。
筋肉を維持するため
高校生の頃の遺産もありますが、そこそこ筋肉質な体型だと思います。
せっかく頑張って鍛えてきた筋肉が落ちるのは勿体無いなと思って継続しています。
お金を持っている方も自分の手元のお金は減らしたくないですよね?
持っているものを無くすのは怖いです。
その持っているもの(筋肉)を無くさない為に筋トレを継続しています。
また、筋トレを付加を徐々に上げているので、筋肉量は少し増えたのかなと思っています。
運動習慣を付けるため
大人になると運動をしなくなると言われています。
私の両親も特に運動をしている感じがしません。
限られた時間の中で運動習慣をつけようと思ったら自宅でするしか無いなと思いました。
自宅で出来る運動で且つ、うるさくならないものとして筋トレが候補に入りました。
筋トレはせいぜい2畳ほどのスペースがあれば色々な種類が出来ます。
色々制限がある中で筋トレが候補に入ったので、私は筋トレを運動習慣のひとつとして取り入れています。
自宅で出来るので天候に左右されないというメリットもありますね。
長生きするため
私は最低100歳までは生きたいと思います。
理由は寿命の範囲内で出来なかったという後悔をしたくないからです。
テレビや雑誌を見ていると筋トレをしている人は若々しい人が多いです。
若々しい見た目と寿命は必ずしも結びつくとは限りませんが、健康寿命は伸びると思います。
健康で長生きすることで、色々なことにチャレンジ出来る期間が増えるので、長生きをするために筋トレを継続しています。
筋トレでなくても良い
私は筋トレを継続していますが、他に定期的にスポーツをしている方はそのスポーツを継続すれば良いと思います。
継続する理由は「運動をするため」なので、筋トレに拘る必要はありません。
しかし、老若男女問わず取り入れやすい運動習慣が筋トレだと思います。
また、筋トレによるメリットのひとつとして魅力的な体型が手に入るということがあるので、私は筋トレをおすすめします。
終わりに
私が筋トレを続ける理由は健康に過ごすためにあります。
どんなに良い車に乗って、どんなに広い家に住んで、どんなにお金を持っていても、不健康だったり寝たきりだと人生が楽しめません。
限られた人生を楽しむためにも筋トレを習慣にして健康に過ごし、五体満足で過ごせる時間を増やしていきましょう。
継続することは退屈であることが多いです。
その退屈な物の中で何か楽しみを見つけることが継続のコツになります。
退屈な運動を継続して、その運動が習慣化されるまで頑張ってみましょう。
家計はクォーターグリッドシステムで考える
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
今まで固定費の節約や投資を始めましょうと書いていきました。
しかし、闇雲に支出を減らして投資をすれば良いかと言えばそういう訳ではありません。
多少の娯楽が無いと何のために働いて給料をもらっているかわからなくなりますし、お金の使い方も上手くなりません。
そこで今回は家計を4分割で考えるクォーターグリッドシステムについて解説していきます。
クォーターグリッドシステムとは
クォーターグリッドシステムを聞いたことがある人はほとんどいないと思います。
難しそうに思いますが、実際はとてもシンプルで家計の支出を4分割して考える方法になります。
マネーセンスカレッジで紹介されている方法になりますが、動画解説のみなので、文章にして解説していきます。
クォーターグリッドシステム(QGS)の基本について解説されています。
QGSの貯蓄の内訳について解説されています。
老後資金の運用方法について解説されています。
4分割で考える
家計の支出を4分割した場合、「固定費」、「変動費」、「自己投資」、「貯蓄」の4つに分けることが出来ます。
毎月の給料の手取りを4分割して全てをその範囲内に収める必要があります。
例えば、手取り収入が18万円の場合、4分割すると1つあたり4万5000円で収めなければいけないということです。
手取り収入を割合で考えているので、収入が少なくても多くても実践出来ます。
固定費
固定費は「家賃(住宅ローン)」、「保険代」、「駐車場代」になります。
この3つ(車がない方は2つ)を手取り収入の25%以内に収めなければいけないのです。
もし固定費の割合が30%になった場合、その他の変動費や自己投資も30%に膨らんでしまうので、先ずは固定費を25%以内に収めなければいけないのです。
また、固定費の削減は感情の影響も少ないですし、労力に対してのリターンが大きいので、一番節約の効果があり、したい項目になります。
固定費のひとつの保険は必要以上に掛けている人が多いので見直す必要がありますね。
変動費
変動費は「食費」、「光熱費」、「携帯代」になります。
ここは特別贅沢をしない限りは25%以内に収まると思います。
しかし何も考えずにしていると25%を超えてしまい、自己投資や貯蓄に回すお金が減ってしまいます。
そこで出来る節約は携帯を格安SIMに変更することです。
キャリアで契約している人は月5000円以上安くなるのでやらない手は無いですよ。
格安SIMに変更しても25%を超える人は外食の回数を抑えたり、光熱費の相見積もりをして節約していきましょう。
自己投資
自己投資は「お小遣い」、「交際費」、「教育費」になります。
ジムの会費やネットの有料会員、クレジットカードの年会費などもこの自己投資に入れてください。
これ自体は自分の楽しみでしていることなので節約する必要は無いと考えています。
但し、25%を超えて40%、50%となると家計が破綻するので25%±5%の範囲内で収めるようにしましょう。
ここを切り詰めても構いませんが、何のために働いているかわからなくなったり、人生が楽しくなくなる可能性があるので、ここの節約はおすすめしません。
貯蓄
貯蓄は「生活防衛資金」、「3年以内に支出する資金」「投資」の3つにわけられます。
最初から投資を始めず、上記の「生活防衛資金」と「3年以内に支出する資金」を確保しなければいけません。
この2つを貯めずに投資を始めた場合、会社を辞めることになったり、大きな怪我をして医療費がかかるときに生活が出来なくなる、または投資元本を取り崩さなければいけなくなるからです。
投資は余剰資金でと言われるのも生活が破綻しないことを前提にしているからなんです。
では、生活防衛資金、3年以内の支出する資金を貯めていきます。
手取り収入の25%なので上の例だと毎月4万5000円貯まる計算になります。
生活防衛資金は人によりますが、大体半年位を目安にしてもらえれば良いです。
ボーナスの有無にもよりますが、約1年半〜3年ほどで「生活防衛資金」と「3年以内に支出する資金」は貯まると思います。
ここまで貯まったら投資を始めます。
貯蓄の割合の25%を全て投資するのではなくその一部を投資に回していきます。
目安としては貯蓄が15%、投資が10%と考えてください。
3年以内に支出する資金も貯め終わってるので貯蓄が必要ないと思われますが、それ以降の貯蓄を先取りしていると考えてもらえれば良いです。
そしてこの10%は老後資金の為の投資です。
その為、老後までは一切取り崩さないと決めてください。
投資からの収入によって生活を楽にさせたい人は残りの15%から一部を投資に回して生活の足しにしてもらえらば良いと思います。
10%投資の未来
手取り収入の10%だけを投資に回してもたかがしれていると思いますよね。
しかし、新卒から定年までは約40年あります。
1万6000円を40年間7%で運用すると約4000万円になります。
また、手取り収入は毎年少しずつ増えていくので、毎年投資金額が増えていくことになります。
投資金額が増えるということは将来の老後資金がより多く貯まるということになるので、老後は安心して過ごすことが出来ますね。
何に投資するか
長期・分散・積立をして尚且つほぼほったらかしにするには株式100%の投資信託が最適だと思います。
おすすめファンドで言うと楽天VTか楽天VTIを選んだらOKです。
楽天VTは全世界、楽天VTIはアメリカに投資しているのでどちらか好みの方を選択してください。
補足
各支出を25%にすることを基本に家計に余裕がある場合、貯蓄を40%にして他の3つを20%にするのでも構いません。
その場合は、老後資金が早く貯まることになり、早期退職が出来る可能性があるからです。
ただし、逆に貯蓄を10%などに減らすと将来が苦しくなりますし、自分の収入に対して贅沢をしていると考えられるので、貯蓄の25%は確保するようにしましょう。
また、共働きの場合、固定費は夫で変動費が妻という家計があります。
支出の種類によって支払う人を分けているとどうしても支出額に差が出るので、2人の手取り収入を合算してQGSを実践していきましょう。
まとめ
家計の管理方法がわからない方に向けて収入を4分割するQGSについて紹介しました。
家計の管理は生きている間はずっとしなければいけません。
ずっとしなければいけないものはシンプルでわかりやすいものが良いですよね。
QGSは私が試した家計の管理方法で一番わかりやすいものだと思っています。
支出が管理出来れば、人生においてのお金の不安はほぼ解消されると考えています。
しかし「言うは易く行うは難し」なので、最初はこのQGSを実践するのは難しいと思います。
家計の管理をしてお金の不安をほぼ無くすか、管理をせず、常にお金の不安を抱えるのかどちらが良いですか?
普通の人なら家計を管理する方を選ぶと思います。
最初の数ヶ月が継続出来れば、後は惰性で続けられるので、毎月が赤字の人はこの方法を試してください。
交代勤務のメリット・デメリット
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
IT関係の仕事や公務員の方は日勤だと思います。
24時間、人が必要な仕事は日勤以外にも交代勤務制があります。
今回はその交代勤務のメリット・デメリットについて解説していきます。
交代勤務に興味がある方は参考にしてみてください。
交代勤務
交代勤務は早番と遅番の2交代、早番・遅番・夜勤の3交代の2種類があります。
交代勤務は24時間、人が必要な業種で行われている勤務体制なので、工場の作業員や病院の医者、消防士、コンビニの店員などがあてはまります。
シフト制とも呼ばれています。
交代勤務のメリット
- 給料が高い
一番のメリットはこれになると思います。
交代勤務では給与による手当が多く含まれています。
通常の基本給に加えて「交代勤務手当」、「深夜手当」、残業があれば「深夜残業手当」があります。
22:00〜5:00の時間は深夜帯になるので、給与が割増賃金になります。
そのため、高卒でも比較的多めの給料を貰うことが出来ます。
そのかわり、他の日勤の業種よりも基本給が抑えられています。
- 職制がいない、少ない
課長や部長、係長は交代勤務をしていません。
そのため、遅番や夜勤だと偉いさんが少ないので変に緊張することが減ります。
また上司から直接仕事を振られる頻度が減るため、ルーチンワークや自分の担当業務に集中して取り組むことが出来ます。
- 平日休み
シフト制の人は土日関係なしが多いです。
そのため、買い物や外食は平日の空いたときに行くことが出来ます。
銀行や市役所の窓口も平日にしか空いていないため、そういった手続きのために有休を取るということがなくなります。
- 残業が少ない
業種や繁忙時期にもよりますが、日勤の業種よりも残業時間は少ない傾向にあります。
シフト制は毎月の残業時間の上限が少し低目に設定されているので大体月平均20時間ほどの残業時間になります。
1ヶ月残業なしの月もあるので、残業が嫌いな人はおすすめです。
- 一人の時間が確保できる
交代勤務ということは家族が仕事や学校に行っている昼間に家にいるので、一人の時間が確保できます。
趣味がある人や家族の前では出来ないことなども一人ならすることが出来ます。
逆にいつも家族と一緒にいたい人はデメリットになります。
交代勤務のデメリット
- 体調管理
交代勤務は毎週、勤務時間帯が変わるので、休みの日に体内時計の調整をしなければいけません。
どうしても不規則な生活になってしまうので、体調を崩してしまいがちになります。
また、睡眠不足にもなりやすいので、アイマスクや耳栓をするなど深い睡眠を取るように心がけなければいけません。
睡眠不足による体重の増加の可能性もあるので、食事には気を付けなければいけません。
- プライベート
シフト制は土日関係なしが多いので、どうしても友達の誘いに参加できないことが多くなります。
そのためか、会社の同僚と一緒に遊びに行くことが増えました。
事前に予定がわかっている時は有休を使って遊べますが、急な誘いにはどうしても参加できなくなってしまいます。
- 寿命
交代勤務をしていると寿命が縮むという意見があります。
その理由として「不規則な生活」、「睡眠不足」が挙げられます。
しかし、私は睡眠不足が解消できたら寿命は日勤の人に比べて大差ないと考えています。
医者が短命だと言われているのは交代勤務よりも長時間労働が原因だと考えているからです。
なので交代勤務でも残業を減らし、食事、睡眠、運動に気を付ければ寿命が縮むということはあまり無いと考えています。
私はこの意見に賛同しませんが、長生きしたい方は交代勤務はおすすめしません。
まとめ
交代勤務は給料が高い反面、体への負荷が大きく体調を崩しやすいです。
給料が高いと言っても若いときからの昇給は少ないので年収が1000万円を超えることはあまり無いと考えてもらった方が良いです。
しかし、年収400万円程は確保されている会社が多いので少しゆとりのある生活は出来るかもしれません。
交代勤務の会社に入って色々なスキル、資格を取得して高収入の会社に転職するのもアリかもしれませんね。
体調管理についても、まだ若いうちなら構いませんが、年齢が上がるに連れて交代勤務はより一層キツいものになっていきます。
体調を崩さないためにも適度な運動、良質な睡眠、栄養バランスの取れた食事を取り入れていきたいですね。
私は定年まで交代勤務はキツいと思っているので、今から投資を始めて収入源を少しずつ増やしていってます。
交代勤務で一人の時間がある分、少しずつ投資の勉強をして収入源を増やしていきましょう。
交代勤務の中で私が働いている工場(ブルーカラー)のメリットも書いています。
太り気味、時間が無い人は1日1食をおすすめします。
栄養に気を付けたらそこまで食費の節約にはなりませんが、医療費とその時間が減ると思うので、トータルでお金、時間、健康を得ることが出来ます。
運動習慣を取り入れるためにも週6筋トレをしてみてはどうでしょうか