積立投資のメリット・デメリット
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
投資の初心者におすすめの方法として積立投資があります。
いくら初心者には積立投資が良いと言われても何が良いかわからないので、今回は積立投資のメリット・デメリットについて解説していきます。
積立投資とは
積立投資とは一定の間隔で同じ投資商品を買っていく方法になります。
一定の間隔でメジャーなものは毎月決まった日に積み立てる方法です。
他にも毎週積立や毎日積立、隔月積立(2ヶ月に1回)などがあります。
要するに、タイミングでは無く、決まった日に投資商品を買い付ける方法になります。
積立投資のメリット
ドルコスト平均法は同じ金額を積み立てる方法で、高いときに少なく買い、安い時に多く買う方法になります。
株価は常に変動しているので、高い時にまとめて投資したらその後、なかなか利益が出せません。
ドルコスト平均法で定期的に買い付けることで平均買付価格が高くなりすぎるのを防ぐことが出来ます。
- 利益が出やすい
ドルコスト平均法で積み立てているので、高値掴みを防ぐことが出来ます。
高値掴みを無くすことで利益が出しやすくなります。
- 少額でも出来る
積立投資は一気に投資するわけではないので、定期収入があるサラリーマンにはおすすめの方法です。
毎月1万円準備するのはそこまで難しくないと思いますが、年に1回12万円準備するとなると難しくなってしまいます。
まとまったお金がない場合でも投資が出来ることがメリットになります。
- 貯金感覚でできる
積立投資は設定したら自動で銀行口座や証券口座から買い付けされるので、貯金感覚で投資が出来ます。
投資は難しく思われますが、貯金感覚で出来ると簡単におもいますよね。
積立投資のデメリット
- 一括投資の方が利益が出やすい
積立投資は一括投資に比べて利益が少なくなります。
その理由は最後の方に積み立てた資金が複利のメリットを享受していないからです。
10年間積み立てた場合、1年目の1月に積み立てた資金は10年間複利運用できますが、9年目の12月は1ヶ月しか運用していないので、利益が少なくなります。
そのため、一括投資に比べたら利益が少なくなります。
- 投資している感覚が無い
メリットで貯金感覚で出来ると書きましたが、逆に考えると投資している感覚が無いということです。
投資している感覚がないと、○○ショックが起きた時に狼狽売りをしてしまう可能性が出てきます。
損失にビビって売らないためにも、投資にはリスクが有ることを理解する必要があります。
- 一気にお金を増やすことが出来ない
積立投資の年リターンはせいぜい、7%位です。
そのため、1年で100万円増やすなどは出来ません。
一気にお金を増やしたい人は短期取引をしなければいけなくなります。
感情面も考える
デメリットで「積立投資より一括投資の方が利益が出る」と書きましたが、これは理論であって、感情面は考慮していません。
例えば、200万円を投資に回した瞬間、株価が暴落して100万円の含み損になったら我慢できずに売ってしまうかもしれません。
その点、積立投資は買った瞬間に暴落しても少額しか資金を入れていないので、損失も限定しますし、翌月は安く多く買えるのでメリットになります。
投資を始めてすぐに大きな損失を出してしまうと、それ以降投資をしようと思わなくなるので、リスク回避のためにも少額で積立投資をすることをおすすめします。
時間を味方にする
積立投資は時間をかけることで利益を出す投資方法になります。
そのため、早い段階で投資を始めた方が利益を出すことが出来ます。
実際に22歳から積み立てた人と30歳から積み立てた人の結果を見ていきましょう。
22歳から月2万円を積み立てた人は60歳の時点で約4500万円の資産を持つことが出来ます。
30歳から月2万円を積み立てた人は60歳の時点で約2400万円の資産を持つことになります。
元本が2万円×12ヶ月×8年=192万円違うにしても、合計で2000万円も違うことがわかります。
要するに積立投資は時間をかければかけるほど利益が大きくなります。
これを複利効果と言います。
人生で一番若いのは今なので、1日でも早く積立投資を始めて、老後の不安を無くしていきましょう。
まとめ
積立投資は定期収入のあるサラリーマンにとって一番相性の良い投資手法だと考えています。
積立投資は常に平均点を取っていく手法なので、勝つ投資ではなく、負けない投資だと理解してください。
かける時間が長いほど、毎月の積立額が少なくすむので、早い段階から積立投資を始めて、老後の不安を無くしていきましょう。
積立投資は大きく儲ける事が出来ない投資手法なので、アーリーリタイアしたい人は、短期トレードやレバレッジをかけた取引をしていく必要があります。
積立投資は投資の主軸になると考えているので、一定額を積立投資に充てて、残りを短期取引やレバレッジ取引で運用すればアーリーリタイアに向けて安定した資産の増加が見込めると思います。