ハヤログ〜40歳までにFIRE〜

サラリーマン兼業投資家。高卒20代の地方サラリーマンです。コロナショックで200万円の損失。節約、投資をしながら40歳までにFIREします!ブログでは投資以外でも節約や健康に関すること、シンプルライフ等を伝えていきます。ツイッターもしているので良かったらフォローお願いします。

セールストークに騙されないために

こんにちは、はや(@haya_investor)です。

保険や、利回りの良い投資商品などの勧誘をされたことはありますか?

今回はそういった勧誘に対して騙されないようにするための考え方を紹介していきます。

 なぜ騙されるのか

騙される人には大きく分けて3つの特徴があります。

  • 相場を知らない
  • 良い条件だけしか見ていない
  • 漠然と将来に不安を持っている

ひとつずつ解説していきましょう

相場を知らない

相場とは物の価値の目安になるものです。

相場はある程度決まっていて例えばトマト1個は大体100円ですよね。

同じ質のトマトが1個300円で売っていたらそれは相場より高いとなります。

逆にトマトが1個50円になっていたら相場より安いとなります。

食べ物は豊作、不作で多少価格の変動がありますが、よく買い物に行く人は、大体このあたりの値段だなとわかると思います。 それが相場になります。

 

他の商品で説明するとテレビショッピングのジャパネットがありますよね。

ジャパネットの商品レビューは購入欲求を高め、その商品を買ってしまいそうになります。

しかし、こういったテレビショッピングで購入している方は高齢者などのテレビでしか情報を得ていない人が多いです。

なぜなら、その商品の相場を知らないからです。

相場が5万円だと知っているものを10万円で売られていても誰も買いません。

しかし相場を知らず、15万円のものを今だけ限定で10万円にしますと言ったら購入してしまう人も出てきます。

そういった損をしないために相場を知る必要が出てきます。

昔は難しかったですが今はインターネットが発達しているのでほとんどの商品の相場は検索出来ます。

勧誘や商品紹介で購入、加入したくなった場合はすぐに買うのでは無く、相場を確認して割高ではないか確認してから購入、加入するようにすれば騙させることが減ると思います。

 

良い条件だけしか見ていない

そもそも自分にとって良い条件じゃなければ購入、加入はしないと思います。

しかしメリットだけを見て(聞いて)デメリットを確認せずに購入、加入すると騙されることになります。

節税が一番わかり易い例だと思います。

医療保険で説明します。私は医療保険は要らない派です。なぜなら保障が手厚い健康保険に加入しているからです。

haya-investor.hatenablog.com

本来の目的があって保険に加入している場合は問題ありませんが、節税目的で保険に入っていては意味がありません。

節税は簡単に言えば「100万円損したから10万円あげるね」というものです。

節税、節税と言われていますが、実は損をしていることが多くあります。

経費で飲み会を多く行くことも節税にはなりますが、お金の面で損をしていることには違いありません。

来年以降の利益に繋がる設備投資などは良い節税にもなります(amazonが良い例です)が、大体の節税は損することが多いです。

こういった目先の利益だけを見てトータルでは損をしていることがあるので、最悪の状況も考えて問題ないのなら購入、加入するようにしたら騙されにくくなると思います。

木を見て森を見ずにならないようにしましょう。

 

漠然と将来に不安を持っている

将来が不安でない人は少なくないと思います。

一番の不安はやはりお金の問題かなと思います。

こういった不安を煽って商品を購入、加入させるものもあります。

わかりやすい例が保険ですね。

保険は、万が一の時に加入しておいたほうが良いからとつい加入してしまう人が多くいます。

そういった不安に付け込まれないためには、しっかり数字で物事を考える必要があります。

例えばガン保険ですが、商品紹介で2人に1人がガンになる時代と言われます。

それは間違ってはいませんが、加入した時点(30歳)で2人に1人がガンになるというわけではありません。

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上の表はガンの発症率になりますが、30歳男性の場合、10年後にガンになる確率はわずか0.6%です。

99.4%は10年後にガンにかからないので確率論では30歳でがん保険に加入せず、加入していたら払っていた分の金額を貯金する方が合理的となります。

こういったように間違っていなくても正しくはないという数字のトリックを使うものはどの業界でもあるのでそこに騙されないようにしていきたいですね。

 

販売側の視点で考える

勧誘ではお客様の利益になることばかり説明してきます。

しかし少し考えればおかしいなと思います。

もしあなたが商品を販売するとして悪い情報を教えるかということです。

仮に友達に自分の趣味のボードを勧めるとします。

ボードの楽しさを説明していたら一緒にやりたくなりますが、ボードで大怪我をした事例やスキー場でのトラブルを教えたら「やっぱり辞めておこう」となると思います。

それと同じです。

そして販売者側に利益があるから勧誘していることを忘れてはいけません。

自分に利益が無いものをわざわざ人に紹介してまで売る必要がありますかということです。

無料の保険相談や無料のネイル体験などはお客を呼び込んで自社の利益のなるものを売りつける、いわば「損して得取れ」という仕組みになっています。

商品の購入以外で人間関係でも、相手の立場で考えてみることで人間関係が良くなることがあるので、物事を客観的に見ることが必要になってきます。

 

まとめ

  • 全てを鵜呑みにして騙されない
  • 相場を知る
  • 最悪の状況も考える
  • 数字で物事を考える
  • 視点を変えてみる
  • 物事を客観的に見る