本当に必要な保険 (自動車保険編)
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
先日「保険の殆どは不要!」という記事を掲載しました。
haya-investor.hatenablog.com1回目の記事では生命保険について解説していきました。
今回は2つ目の自動車保険について解説していきます。
保険は最低限で十分
保険の役割は万が一に生活が破綻しないように入るものです。もしもの時に儲かる、得するものではありません。
そう考えると保険はあまり必要でないことがわかると思います。
これを機に必要な保険、不要な保険を考えていきましょう。
必要な保険とは
私が思うほんとうに必要な保険は3つです。
- 生命保険(子供がいる場合のみ)
- 自動車保険
- 火災保険
今回はその中の1つ自動車保険について解説していきます。
また今回は自動車保険料を抑えるコツも紹介していきます。
自動車保険
自動車保険は2種類あり「自賠責保険」と「任意保険」があります。
自賠責保険
自賠責保険は強制加入の保険になります。車検が通っている車に乗っている方は必ず加入しています。
保障内容は被害者に対して死亡時3,000万円、障害による損害に対して120万円まで保証されます。
強制保険なのでどこで入っても料金は変わりません。
任意保険
任意保険は自賠責保険では対処できない場合に使用する保険になります。
保障内容は大きく分けて対人・対物と車両保険があります。
対人・対物は事故で人を死亡させたり怪我をさせた時、事故で物を壊した時におりる保険です。
車両保険は自分の車が壊れた時に修理代が保険からおります。
等級
任意保険には等級があり、等級とは事故を起こさなかった人に対して保険料の割引をする制度です。
事故をしなければ毎年1つずつ上がり、事故を起こして保険を使用したら3等級下がります。
なぜ自動車保険は必要か
なぜ自動車保険が必要かというと事故の加害者側になった際に自分では払いきれない罰金を払わなければならないからです。
なので対人・対物は無制限で加入しましょう。
しかし車両保険はあまり必要でないかなと思うのでそこを解説していきます。
なぜ車両保険は不要なのか
車両保険が不要だと思う理由は3つあります。
- 車両保険をつけるだけで保険料が高くなる。
車両保険の有無で保険料がかなり変わってきます。それぞれ比較してみると車両保険の有無で月1万円以上変わってきます。
※これは等級が10等級で年齢も20代で試算したため実際はもっと安いかもしれません。
- 事故をして保険を使うと保険料が上がる
保険を使うと3等級下がってしまいます。しかも保険を使う時はあまりありません。
軽い事故の場合、例:車をぶつけて凹んだ、ボディーを擦った
大体5万円くらいの修理費になると思います。5万円のために保険を使うと保険料が3年間割高になりほとんどの場合修理費より保険料のほうが高くなります。なのでこの場合は保険を使わないほうが得になります。
全損事故の場合、例:車が盗難にあった、事故して全損になった
保険を使っても新車の価格が出るわけではありません。車両保険を付けている方はわかると思いますが毎年更新時に車両保険価格が減っているのがわかると思います。
車大体5年でほぼ価値が無くなります。(車種にもよる)なので保険を使っても同じ車が買えるわけではありません。
新価特約をつければ新車購入価格と同じ料金が保険からおりますが、その分毎月の保険料が割高になるので保険を使わなかった場合、余分に保険料を払う羽目になります。
- 相手の保険も出る
自損事故の場合は関係ないですが相手とぶつかった場合、相手の保険も出るので車両保険は要らないかなと思います。
付けておいた方が良い特約
保険には色々な特約ありますが付けておいた方が良い特約を紹介します。
- 弁護士特約
- 対物超過修理費用特約
- レンタカー特約(毎日車を使用する場合)
- ファミリーバイク特約(125cc以下のバイクを家族内で乗る場合)
- 個人賠償責任補償特約(家族が自転車に乗る場合、他の保険との重複に注意)
自動車保険を安くするには
自動車保険を安くするには3つのポイントがあります。
- 保険会社の見直し
保険会社はネット会社をおすすめします。ネットで契約する分人件費がかからないのでその分他の大手に比べて保険料が安くなります。
例:ソニー損保・SBI損保・アクサダイレクト・おとなの自動車保険
また大手企業に勤めている方は会社で団体割引があると思いますのでそちらでの契約もおすすめします。
事故対応はどこも大差ないのでネット会社と団体割引を比較してどちらが得は判断していきましょう。
- 契約条件の見直し
これは運転者限定条件と年齢条件の見直しになります。
運転者限定条件は本人のみ、本人・配偶者のみ、家族のみ、限定なしがあります。運転者を限定する方が保険料が安くなるので見直していきましょう。
また年に数回子供や両親が運転する場合で家族のみで契約すると高くついてしまうので本人限定にして子供や両親が使う時に使う本人に1日保険を契約してもらう方がトータルでは安くなります。
年齢条件は全年齢、21歳以上、26歳以上、30歳以上、35歳以上があります。
免許取り立ての18歳よりも運転に慣れた30歳以上の人の方が事故率は低いですよね。
なので年齢が上がってきた際はこの年齢条件の見直しも忘れず行いましょう。
※運転者限定なしで年齢条件が35歳以上の場合で35歳未満友人や知人が運転した場合でも保険の対象になります。
- 車両保険を外す
こちらは上記に記載しましたのでそちらを確認してください。
まとめ
- ネット会社か勤め先の団体割引を活用して保険料を抑える
- 対人・対物(無制限)は必要
- 運転者限定条件、年齢条件を見直す
- 車両保険は外す
- そもそも車両保険が必要にならない金額の車に乗るようにする
- 弁護士特約、対物超過修理費用特約は必ず付ける