リスク管理の重要性
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
今までの記事でもリスク管理を徹底しましょうと何度も言っています。
それにはそれ相応の理由があるからです。
その理由について解説していきます。
リスクとは
投資におけるリスクとは「不確実性」です。
不確実性とはよくわからない、予測できないことになります。
つまりリスクが高いと言うことは大きく利益が出る可能性もある反面大きく損失を出す可能性もあるということです。
リスク許容度は人によって違う
皆さんは1日に最高どれだけの損失なら許容できますか?
それは人によって大きく変わると思います。
例えば1日10万円損が出ても大丈夫な人もいれば、1日1000円の損も嫌だと言う人もいます。
またリスク許容度は資金によっても変わってきます。
例えば1000万円持っている人の10万円と50万円持っている人の10万円では資金の減る割合が変わってきます。
その人の性格や資金によってリスク許容度が変わっていくのですが、自分が思っている以上にリスク許容度は低いのでその点を考慮してリスク管理をしていきましょう。
リスクを下げる方法
リスクを下げる方法は3つあり下記の通りになります。
- 現金比率を上げる
現金は持つだけでは増えませんが減りもしません。(インフレ抜き)
つまり現金の割合を0%から50%にするだけでリスクが半分になります。
しかし現金では資金を増やすことが出来ないので現金比率を上げすぎると株などからの利益獲得の機会損失になってしまいます。
おすすめの現金比率は10〜20%になります。
- 分散投資する
株や債券、fxなどには相関性と言うものがあります。相関性とは似たような動きをするかどうかの指標で相関性が高いと似たような動きをして相関性が低いと異なる動きをします。
つまり相関性が低い投資対象を持つことである一方は損失を出していてももう一方が利益を出しているので損失を抑えることが出来ます。(例:株と債券)
またfxでは違う通貨ペアを取り扱うことで最大の含み損の位置が変わってくるので講座内の必要資金を減らすことが出来ます。
- 長期投資する
長期投資でリスクが下がる理由としては「大数の法則」と言うものがあります。
大数の法則とは確率論の一つである試行を何回もしたら確率は一定値に近づくということです。
例えばサイコロを2回降って1が出る確率はその時によってばらつきがありますが(100%か50%か0%)、サイコロを1万回降る場合には1/6=16.6%に限りなく近くなるというこです。
つまり長期間投資を続けていくことでトータルの年率は一定に近づくということです。
なぜリスク管理が必要なのか
リスク管理が必要な理由は損をしないためです。毎年1.5倍になる投資を5年間続けていても6年目に0になれば結局は当初資金分の損失になります。
また損失を取り返すには損失以上の年利で運用しなければいけません。
例:20%の損失だと元に戻すのに25%の利益が必要になります。
こうした理由で損をしないためにリスク管理をする必要があるのです。
またリターンはその時の相場によって変わってきますがリスクは自分自身で管理が出来るので不用意なハイリスクは取らず、リスクを下げて負けない投資をしていきましょう。