ハヤログ〜40歳までにFIRE〜

サラリーマン兼業投資家。高卒20代の地方サラリーマンです。コロナショックで200万円の損失。節約、投資をしながら40歳までにFIREします!ブログでは投資以外でも節約や健康に関すること、シンプルライフ等を伝えていきます。ツイッターもしているので良かったらフォローお願いします。

月2万円積み立てるだけで老後資産はOK

こんにちは、はや(@haya_investor)です。

 最近、老後や将来の為に積み立てるiDeCoやつみたてNISAなどが色々なメディアで紹介されるようになってきました。

老後資産が3000万円必要だという記事もあります。

style.nikkei.com

老後に向けて3000万円も貯めるのは難しいと思いますが、運用をしていけば月々2万円を積み立てていけば老後の心配は不要だと思うのでその理由について解説していきます。

 3000万円も必要ない?

 そもそも老後に向けて3000万円も備える必要は無いと思います。

斎藤FP事務所でその根拠を書かれているので引用します。

老後の資金はいくら必要か?

年金生活に入る時に、3000万円は用意したい、とよく言われます。

この数字は厚労省がかなり前に発表したサラリーマンであった老人夫婦二人世帯のモデル年金が月約23万円に対し、ゆとりのある老後生活費月37.9万円(生命保険文化センターのアンケート調査H16年)と差額年約180万円を意識して老後の活動的な10~15年間を賄い、予備費も含む数字です。

発表された時期もかなり前であるし、厚労省のモデル年金に当てはまる人は限られているとか、アンケート調査はどの様な「ゆとり」を反映しているのか不明ですが、老後に関する色々な本によく引用されている数字です。

3000万円の根拠はありますが、現役の時に比べて、交際費や通勤、仕事で使用する服などによる支出が無くなります。

仕事も無くなるので外出する頻度が減ると思います。

休みの日に一日中家から出なかったことがある人はわかると思いますが、外出しないと出費は減ります。

そのため、外出が減る老後は2000万円あれば足りると考えています。

医療費が増えることを考慮しても現役の時と比べて出費が減ると考えています。

 

月2万円の積み立てで十分

老後(65歳)に2000万円貯めるのには月々2万円の積み立てを行えば可能です。

その方法は月2万円をインデックス投資で運用することになります。

実際に30歳から65歳までの35年間、月2万円を年利6%で運用します。

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このように30歳から月2万円を投資で運用することで65歳で2000万円以上の資金を確保することが出来ます。

ここから税金を引いても十分2000万円を超えます。

月々2万円で良いなら出来そうですよね。

しかし今の生活から2万円を抜くと生活が苦しくなると思います。

そこで月2万円の捻出方法を紹介していきます。

 

月2万円を捻出する方法

答えから言うと固定費の削減をします。

現在加入している生命保険、個人年金自動車保険、携帯料金を見直すことで2万円は簡単に捻出できます。

それぞれの固定費削減方法については下記のリンクを参考にしてください。

 

保険の加入は必要最低限にしていきましょう。

haya-investor.hatenablog.com

 格安SIMへの変更で大分安くなりますね。

haya-investor.hatenablog.com

確実に年利6%で増えていくのか

毎年6%ずつ確実に増えていくかと言えばそうではありません。

6%以上増える年もあれば10%以上減る年もあります。

しかし、35年という長期間で運用することでほぼ確実に年利6%増やすことが出来ます。

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上図の「Stocks」が株式になりますが、30年後のリターンは2.6%〜10.6%の間に収まります。

つまり最低な状態でも平均年利2.6%以上で増えることになるのです。

2.6%と10.6%の平均で6.6%のリターンが期待できるということになります。

 

どの投資商品を選べば良いか

投資には株、ETF、債券、FXなど色々ありますが、私は投資信託が良いと思います。

投資信託を選んだ理由は3つあり、1.少額から出来る、2.分散投資が出来る、3.定額積立が出来る、ためです。

1.少額から投資が出来る

株や債券は最低でも5万円から運用を始めなければいけません。

最初のうちは投資に慣れていないので、大きな金額で運用すると損した(含み損)時に、売ってしまう、辞めてしまう可能性が出てきます。

しかし、投資信託は100円から始められるので少額で投資に慣れてもらうことも出来ますし、少額なので積立額の増額も細かく設定できます。(毎月15000円→毎月16000円に変更など)

 

2.分散投資が出来る

ETFにも該当しますが、投資信託は株や債券の詰め合わせなので一つだけでも分散投資が出来ます。

個別株リスクを減らすことが出来るので比較的安定した資産運用が出来ます。

 

3.定額積立が出来る

投資信託は金額指定で購入することが出来ます。

例えば株の場合、イオンの株だと1単位当たり20万円必要です。

ETFの場合でも1口当たりの金額が指定されているので金額指定が出来ません。

そのため、毎月決まった金額を積み立てる場合は投資信託が有利です。

 

何に投資すれば良いか

投資信託を購入することを決めてもそこから何に投資するか決めなければいけません。

そこで私は米国株式に投資することをおすすめします。

購入するファンドは「楽天全米株式インデックスファンド」、「eMAXISSlim米国株式」、「iFree S&P500インデックス」のどれかを選べば良いです。

米国株を選んだ理由は世界経済の中心がアメリカだからです。

実際に全世界の株式に投資するETFの「VT」の国別の比率を見てみましょう

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全世界株式に投資しても半分がアメリカなら、アメリカだけに投資するのもアリかなと思ったので米国株1本に投資します。

現に米国株式1本(S&P500)でも長期では右肩上がりに資産が増えていきます。

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チャートを見てもわかるように、途中下がることはあっても長い目で見たら右肩上がりに上昇していることがわかります。

下の表では25年間の平均で1年当たり8.99%資産が上昇したことになります。

この8.99%はリーマンショックやITバブルも乗り越えているので、不況があっても長期的には資産が増えていくことがわかりますね。

25年間の長期で約9%増えているので上記の年利6%も現実的だとわかると思います。

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まとめ

  • 老後資金は月2万円の積立でOK
  • 月2万円の捻出は固定費の削減で確保しよう
  • 投資信託で米国株を買う
  • 一時的に資産が減ることがあるので狼狽売りしないこと