家計は感情面も考慮すること
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
皆さん、家計の管理はしていますか?
家計の管理ができていないとお金が貯まりませんし、将来の生活も不安になります。
また、根性論で家計を改善しても長続きしないので、今回は感情面も考えた上での家計の管理方法について解説していきます。
なぜ家計の管理が必要なのか
冒頭でも伝えましたが、家計の管理が出来ていないとお金が貯まりませんし、年間の支出が把握出来ないので将来の生活費がどれくらい必要かわからず、ふあんになります。
ダイエットでも体重計に乗るのと乗らないとでは体重に対する意識も代わりますし、ダイエットの成果も体重計に乗る方がわかります。
逆に体重計に乗らないと、健康診断の時にしか体重を確認しないので、いつの間にか体重が増えていたということになります。
それと同じで家計も管理することで、「今月はいつもより交際費が多いな」とか、「今月は支出が少なく済んだ」など現状を把握することが出来ます。
1ヶ月の平均支出を把握しているので、年間の総支出額、そして将来の生活費の見通しを立てることが出来、不安を減らすことに繋がります。
また、余計な支出が目に見えてわかるので、無駄遣いを減らし、支出の削減が出来るようになります。
家計簿はざっくりで良い
家計を管理するのに一般的なのが家計簿です。
家計簿は事細かく記入する必要は無いと考えています。
その理由は3つあります。
- 家計簿を付けることだけでは収支が改善されない
- 家計簿の記入を長続きさせるため
- 1円単位でも100円単位でもそこまで誤差が無い
つまり、私の考えている家計簿は、家計全体を把握し、何にどれくらいの割合を使っているかを確認するためです。
最初の3ヶ月だけ事細かく家計簿を付けて、4ヶ月以降は家計簿を付けていないでは意味がありません。
細く長く続けるためにもざっくりとした数値で良いので家計簿を書いていく必要があります。
他にもざっくりと家計簿をつけることで神経質にならず、ズボラな人でも続けやすくしています。
感情の影響が出にくいものから節約する
先ず、最初は感情の影響が出にくい固定費から削減していきます。
固定費は家賃、保険、年会費、駐車場代などがあります。
保険についてはこちらの記事で紹介しているのでここで確認してください。
結論だけ言うと「生命保険」「自動車保険(車両保険無し)」「火災保険」の3つ以外は解約しましょう。
保険の解約を勧める理由は、現状保険を辞めても影響が出ないからです。
また、家計に困っている人は保険にたくさん入っている人が多いので、それが無くなれば、かなり家計にゆとりが出ると思います。
変動費や小遣いは感情の影響が出やすい
家計の見直しで失敗している人が一番に改善している所です。
この辺りは節約しすぎると、ダイレクトに感情に影響を与えます。
極端ですが、一汁三菜の料理を食べていた人が、ある日突然、さつまいも1本の食事になったら悲しい気持ちになりますよね。
頑張って働いているサラリーマンの旦那さんの小遣いが4万円→2万円に減ったら、仕事のモチベーションも上がりませんし、生活に張りが無くなります。
また、変動費や小遣いを減らすと何のために働いているかわからなくなるので、贅沢している分を控えるのは良いですが、極端に節約するのは辞めましょう。
この事から家計の見直しは固定費からだということがわかりますね。
コツコツドカンが一番良くない
株やFXをしている人なら馴染みのある言葉だと思います。
これはコツコツ利確(節約)して、ドカンと損(支出)を出すことを言います。
毎日200円節約しているから、月末にご褒美として1万円のコートを買おうと言う人がいます。
しかし、これは本末転倒です。
前々から欲しいものなら良いですが、ご褒美として購入するのは私は反対です。
計算したらわかりますが、200円×30日=6000円 コート−1万円
+6000円-1万円=−4000円になります。
結局はトータルで考えないと意味が無いのでこの考えは良くないと私は思っています。
「ラテマネーを節約しましょう」と他のサイトでも言われていますが、毎日の少額の支出を我慢して、ある日爆発して大金を使ってしまっては意味がありません。
毎日の少額の無駄遣いで感情が落ち着くのならラテマネーを使っても良いと私は考えています。
感情をコントロールする
「事実と感情を分ける」ことは大切ですが、当てはまるものと当てはまらないものがあります。
その当てはまらないものが家計の管理やダイエット、運動になります。
運動をするにしても、1日1時間ランニングをすると決めても、仕事で疲れた日や乗り気が無い日は続かないと思います。
家計の管理も同じで一気に節約するとしばらくしたら反動で無駄遣いをしてしまいます。
何事も継続しないと効果が無くなってしまうので、家計でも運動でもダイエットでも感情をコントロールしながら少しずつコツコツ続けていきましょう。
まとめ
長く続けなければいけないものは感情を考えて行動しないと失敗してしまいます。
ラテマネーを節約しない事でも「損して得取れ」と考えて大きな無駄遣いをしないようにしていきましょう。
固定費の削減を第一にして変動費や小遣いの削減は優先度低めにしましょう。
結局、トータルでプラスなら家計の管理はOKなので、心が貧しくならない程度に節約を進めていきましょう。