本当に必要な保険 (生命保険編)
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
先日「保険の殆どは不要!」という記事を掲載しました。
そこで今回はその中の本当に必要な保険について解説していきます。
前回記事はこちらになります。
保険は最低限で十分
保険の役割は万が一に生活が破綻しないように入るものです。もしもの時に儲かる、得するものではありません。
そう考えると保険はあまり必要でないことがわかると思います。
これを機に必要な保険、不要な保険を考えていきましょう。
必要な保険とは
私が思うほんとうに必要な保険は3つです。
- 生命保険(子供がいる場合のみ)
- 自動車保険
- 火災保険
今回はその中の1つ生命保険について解説していきます。
生命保険
なぜ生命保険は必要か
生命保険を入る理由としては世帯主が亡くなられた場合給与が無くなります。
その場合、これから食べていけなくなりますよね?だから入る必要があるんです。
幼稚園から大学まで全て国公立に入学した場合、1人あたり3000万円必要になるので、今回は補償金額を3000万円として解説していきます。
また、少額ですが遺族年金も入るため3000万円で妥当かなと思います。
掛け捨てか積み立てか
生命保険を選ぶ中で掛け捨てか積み立てか迷うと思います。
私は断然掛け捨て型をおすすめします。理由としては3つあります。
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同じ金額の掛け金の場合、保障が手厚い
掛け捨てと積み立てで同じ金額なら当然ながら保障内容も違ってきます。
理由として掛け捨ては保険だけに対して積み立ては保険と貯蓄を兼ねているからです。
同じ金額で保険だけと保険と貯蓄の2つだとどうしても保障が弱くなってしまいます。
保障が弱かったらもしもの時に保障が足りず生活が破綻してしまう可能性があります。
折角、保険に加入しているのにいざ保険を使っても生活が満足に出来なかったら保険に入っていた意味が無いので保障の手厚い掛け捨てを選ぶようにしましょう。
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補償金額を合わせた場合の月々の出費が少ない
上記と同じ内容ですが掛け捨てで3000万円の保障をつけた場合と積み立てで3000万円の保障を付けた場合は月々の支払いがかなり変わっていきます。
例として30歳から20年間3000万円の保障をする場合掛け捨てだと以下の金額になります。
30歳に子供が生まれたとして子供が成人するまで加入した場合
掛け捨てで加入した場合
次に30歳から積み立てで20年間払い込みで見てみましょう。
ただこの条件だと積み立て側に分が悪いので終身払いで検証してみましょう。
掛け捨ての20年払い込みと積み立ての終身払いを比較するとおよそ10倍の値段になっています。
毎月3万4000円もあれば半分を貯金に回しても終身保険の加入に比べて余裕のある暮らしができると思います。
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利回りが良くない
相場では30年の積立保険の満期返戻金は概ね110〜120%です。
月38000円を30年間積み立てると元本は38000円×12ヶ月×30年=1368万円になります。
それの120%なので1368万円×120%=1641万6000円になります。
これだけだと結構増えたように思いますが実際に利回りを計算すると1.2%になります。
積み立てにせずに掛け捨てで保険に加入しその差額を投資に回してみます。
※差額は38000円-4000=34000ですが、そのうちの1万円は生活費に使い毎月24000円で運用した結果を見てみたいと思います。
これでわかりましたか?
積み立ての保険は利回りの悪い商品を買っていることになっているんです。
しかも上記のシミュレーションは元本が1万円×12ヶ月×30年=360万円も違うのです。
なので保険は保険、投資は投資で分けていく必要があるのです。
まとめ
- 子供がいる場合は掛け捨ての生命保険が必要です
- 世帯主が亡くなっても生活が破綻しないなら保険無しでも問題なしです
- 積立保険は利回りの悪い投資商品です。
- 積み立てにするくらいなら掛け捨てにして一部を貯金に回しましょう
- 保険に支払うお金を減らして豊かな生活を目指していきましょう