投資信託の最適解は?
こんにちは、はや(@haya_investor)です。
先日つみたてNISAについてブログで公開しましたがどの投資信託 の商品を選べば良いか解説していなかったのでそこを解説していきます。
前回記事はこちらになります。
投資信託とは
投資信託は株や債券、REITなどの集合体に投資するものです。
s&p500で例えると株を500種類買うにはそれなりの資金が必要ですよね。1株1万円だとしても500万円かかります。皆さんそんな大金ありませんし、いきなりそんな額を投資出来ませんよね。そこでみんなで資金を集めることで少額から分散投資が出来るようになったものが投資信託です。
投資信託のメリット・デメリット
投資信託にもメリット・デメリットがあります。そこで簡単にメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 少額から始められる
- 分散投資が出来る
- 自動積立投資が出来る
デメリット
- 保有するだけで手数料がかかる
- 一気に資産を増やすには不向き
- お金が増えている実感が無い
投資信託の種類
投資信託は大きく分けて2種類(インデックス、アクティブ)、さらにそこから5種類(株式、債券、不動産、商品、バランス)にわけられます。
種類が多くて私自身も全ては把握していませんが投資先として良いものは一部だけなので一部の優良な投資信託を覚えるだけでOKです。しかもつみたてNISAでは粗悪な投資信託が元から選択肢にないため大きく失敗することは無いと思います。
投資信託の選び方
投資信託を選ぶ上で注意しなければ2ついけないことがあります。
- 販売手数料
販売手数料がかかる銘柄はつみたてNISAにはありませんが一部の投資信託で購入時に3%ほどの手数料がかかる場合があります。これは100万円で投資を始めたときに97万円からスタートしているのと同じなのです。なので投資信託を選ぶ際はノーロード(販売手数料無料)を選択しましょう。
- 信託報酬
こちらはどの投資信託でもかかる手数料です。投資信託の管理費用みたいなものですね。1年で0.2〜1%ぐらいが目安です。1年で1%だと大したことないと思いますが長期になるととても大きな額になります。実際に信託報酬が0.5%と1%で比較してみたいと思います。
条件:毎月3万円を30年間で積み立てた場合
信託報酬が0.5%違うだけで将来180万円も変わってきます。なので出来る限り信託報酬の低い投資信託を選択するようにしましょう。
おすすめの投資先は2種類
おすすめの投資先は2種類ありその中の5種類を紹介します。
米国株のインデックスファンド投資
インデックスファンドは指数に連動する投資信託です。指数とは日経平均やNYダウなど基準となる価格です。そのインデックスファンドの中の米国株全体に投資します。
なぜ米国株に投資するかというと長期的には右肩上がりだからです。途中何度も下がっている時がありますが時間が経つと上昇していきます。その点が私が米国株のインデックスファンドをおすすめしている理由です。
もう1つは世界全体に投資していてもその半分はアメリカ株だからです。
世界全体の株式に投資できるファンドの「VT」のポードフォリオを見てみましょう。
このように50%以上アメリカ株に投資しているのでそれならアメリカ株1本で良いかなと言う考えです。
では実際にどの投資信託を購入するかに紹介していきます。
楽天VTI
これは楽天全米株式インデックスファンドで、アメリカ株のほぼ100%に投資します。
VTIとはそのアメリカ株全体を買っているETFのことでこのETFを投資信託で購入できるものが楽天全米株式インデックスファンドになります。
信託報酬は0.1696%と低い水準となっています。
eMAXIS Slim S&P500
これはS&P500に連動した投資信託です。S&P500はアメリカ株の上位500社に分散投資しているものです。アメリカ株の80%ほどに投資できます。VTIもS&P500もほぼ同じ動きをしているので投資対象としています。
信託報酬は0.1728%と低い水準となっています。
iFree S&P500
こちらもS&P500に連動した投資信託です。上記のeMAXISよりも信託報酬が高いですが、比較してみるのも面白いと思い投資対象として選んでいます。
信託報酬は0.243と少し高いですが低い水準となっています。
もっと分散投資がしたい方に
アメリカ株のインデックスファンドでも十分分散できていますがそれよりもっと分散投資がしたい、株は怖いから他のものにも投資したい方におすすめしたいものがあります。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
こちらは国内、先進国、新興国の株式と債券に国内、先進国の不動産に投資する投資信託です。色々な投資先に投資するものをバランスファンドと言います。株式以外にも債券や不動産に投資しているので値動きがマイルドになります。
色んな投資商品を買うのが面倒くさい人はこちらに投資することをおすすめします。
信託報酬は0.17172%と低い水準となっています。
まとめ
- 販売手数料と信託報酬に注意すること
- アメリカ株のインデックスファンドがおすすめ
- バランスファンドで全体に投資するのもあり